House Design D.sumi

CONTENTS

CONCEPT
家づくりについて

耐震性・耐久性に優れた
「コーチパネル」

木の家がもっともっと強くなる。

災害時も、日常も、
常に安心・快適に暮らせる家づくり

もっと強くなる理由を知る

私たちが暮らすのは
地震大国日本

命を守るだけでなく、
生活再建のためにも住む場所の
確保は欠かせません。

被害が出た地震は、熊本地震以降だけでも大阪府北部地震、北海道胆振東部地震、福島県沖と続きました。人的被害が出る地震はいつどこで起きても不思議ではありません。日本で暮らす以上 地震は避けて通れません。地震に強い家づくりを真剣に考えていく必要があります。

■日本で発生した主な地震【震度6弱以上 1990年~2019年3月まで】

日本で発生した主な地震

■被災地にしか わからない真実 本当の地震の怖さ

被災地にしか わからない真実 本当の地震の怖さ

繰り返し来る地震に見舞われた地域の木造建築を2年経過した段階で調査した結果の資料です。
新耐震基準後の木造住宅にもかかわらず、地震被害時には、一部損壊に該当する水準の『軽微』だった住宅の29%、『小破』だった住宅の54%が、2年間の間に発生した余震の影響で家が弱くなり、結果として残存していません。繰り返す余震に強いことが、これからの家づくりに求められています。

家が壊れないのが
最大の災害対策

在宅避難への注目

建築基準法を守るだけでは大地震後の「在宅避難」は困難になります

新型コロナウイルス感染拡大の影響によって、災害による避難生活が困難であることがわかり、「在宅避難」の重要性を認識することになりました。地震対策の基本は自宅の耐震化です。
建築基準法による建物の耐震基準はあくまで最低基準であり、その目標は「震度6強程度の地震でも倒壊して直接死を出さない」程度に過ぎないことに注意が必要です。
従来の工法である筋交い工法や大壁直張り工法から木造住宅の最先端の工法である「コーチパネル工法」にすることで強い地震・繰り返し襲ってくる地震に対して在宅避難が可能な家づくりを実現することができます。

おうち時間

おうち時間という言葉が当たり前に使われるようになり、おうち時間を有意義に活用したいと考えている方も多いのではないでしょうか。おうち時間を充実させるには自分たちの好きな空間づくりをするのが近道かと思います。しかし、忘れてはいけないのは『地震に強い家づくり』という事です。自分たちの思い描いた空間づくりができたとしても、『地震に強い家づくり』を忘れてしまっていては元も子もありません。『地震に強い家づくり』は『快適な空間作り』でもあるのです。

コーチパネルの
構造とはたらき

見えないところが大事です

コーチパネルは
構造面材・枠材・間柱・断熱材を
一体化

■断面図
断面図

地震力をパネル全体で受け止め
力を分散させるモノコック構造

従来の工法と
コーチパネル工法

耐震等級3という言葉をよく耳にすると思います。しかし耐震等級3という言葉だけで耐震性能を理解することは難しいです。コーチパネルは耐震性能を見える化。これから家を建てる方にとって、自分たちの家が どのような構造で どのような耐震性能を持っているのかを知ることは非常に重要なことです。

コーチパネル工法
上棟日当日の現場

柱間に納まっているのがコーチパネルで、外周部にぐるっとまわっています。パネル一枚一枚に高い耐震性能が備わっており、基礎や土台、柱や梁と共に家を支えます。

◆上棟日当日に外周壁を施工する事が可能の為、建物内部を雨・風にさらされることを極力避けることが出来ます。
◆玄関ドア・サッシの取り付けを早い段階で行う事が出来るので、防犯面での安心も得られます。
◆コーチパネルは完成した状態で現場に納品するため、現場での加工作業がほとんどないので、ゴミの削減につながります。

振動実験による
工法別耐震性能比較

■近畿職業能力開発大学校での振動実験

震度7の地震に対して木造住宅の構造がどの程度持ちこたえられることが出来るのか?
余震にも強いのか?を調べるための振動実験を行いました。

実験を行った試験体は【筋違い工法】【合板大壁貼り工法】【コーチパネル工法】の3体。
実験中、試験体はそれぞれ同じ物を使用し続けて加震を与えていきます。
こうする事で、各工法の余震に対する強さを確認する事が出来ます。

振動実験

変形無し・損傷無し 圧倒的な耐震性能を証明

■振動実験での試験体の剛性低下率を表したグラフ

振動実験後の各工法の
損傷具合

  • 筋違い工法

    • 筋交いでは、力が接合部に集中するリスクがあります。
  • 構造面材大壁直貼り工法

    • 現場の釘打ち精度次第で、耐力壁の性能を発揮できません。
  • コーチパネル工法

    • コーチパネルに損傷はありません。

耐力壁の強さを表す壁倍率に大差はありませんが、実際の強さには大きな差があります。
数字が満たされているからといって 安心はできません。根拠が必要です。

耐震シミュレーション
による工法別の
耐震性能比較

耐震シミュレーション『ウォールスタット』を使い、パソコン上で木造住宅の数値解析モデルを作成。最先端の計算理論に基づいたシミュレーションを行うことで、変形の大きさ、損傷状況、倒壊の有無を視覚的に確認する事が出来ます。

■耐震シミュレーション『ウォールスタット』のイメージ

ウォールスタット

詳しい内容は動画でチェック

木の家がもっと強くなる

特に重要な3つの工程

  1. クロスカット工程

    クロスカット工程

    真壁パネルの枠になる材料を切断。
    コンピューター管理のため正確な寸法で出てきます。

  2. フレーミング工程

    フレーミング工程

    真壁パネルの枠を組んで固定しています。
    角はきっちり直角です。

  3. 木の家がもっと強くなる

    シージング工程

    断熱材をはめ込んだ枠材と構造面材と呼ばれる材料を固定していきます。
    これもすべて機械による作業です。

コーチパネルは工業製品

耐震性能を更に高めるのは徹底した品質管理

人の手でつくると、どうしても生まれてしまう わずかな誤差。これが耐震性能を下げる原因になります。最新の設備を導入した自社工場で生産することで、個体差の無い設計通りの強さを持った、高精度で高品質の耐震パネルを作り出すことが出来ます。

コーチパネルで
快適な空間づくり

断熱材充填仕様

コーチパネルはパネル製造過程で
断熱材を充填します。

■コーチパネルの断面図

  • 家の断熱性能を左右する要因の一つとして気密性があります。どれだけ断熱性能を高くしても、隙間から空気が流入・流出してしまっては意味がありません。
    高いレベルで高気密を実現するには様々な作業と監理が必要となるため、大工さんをはじめ現場で作業する様々な分野の職人さん、そして現場監督の深い知識と技術・経験が必要になります。

  • 構造体と断熱材の組み合わせによって、その家の断熱性能は大きく変わってきます。左の写真は筋交い工法にグラスウールを施工した現場写真です。構造体と断熱材の性質上、隙間なくきっちりと断熱施工するには限界があります。

コーチパネルで窓を支える

効果的な断熱施工を行うためには、窓と断熱材が本来持つ性能を十分に活かす施工が必要不可欠。
そのためには構造体がしっかりと支え続けなければいけません。

コーチパネル工法では窓を支えるのもコーチパネル。どんなに小さなパネルも機械でつくる工業製品。その一枚一枚が高い耐震性能を持つため、地震が来ても窓を支える枠材となる部分にも変形はありません。
長期間 性能を維持することが出来ます。

暑い・寒い・結露 などの住まいの不満を解消するカギ

使用している断熱材は
ネオマフォーム

世界トップレベルの断熱材

◆高い断熱性能

トップクラスの断熱性能を持つネオマフォームは薄くても高いレベルの断熱性を発揮します。

◆長期断熱性能

高いガスバリア性と独立気泡で断熱性を長期間維持します。

◆耐燃焼性能

素材は熱に強く燃えにくいフェノール樹脂。
火に当たると炭化し、燃焼時の発生ガスも少ない。

◆環境性能

ノンフロン発泡

高断熱性能

数値が小さいほど、断熱性能が高いことを示す熱伝導率。
ネオマフォームはトップレベルの0.020W/(m・k)で圧倒的な断熱性能

■同断熱性能の場合の厚さ比較[熱抵抗2.5(㎡・K)/W]

断熱材はこれからずっと暮らしていく家の大切な構成要素。
高性能で安心できる断熱材を選ぶことが大切です。

長期断熱性能

住宅・建物の高断熱化、長寿命化を促す社会背景にこたえるべく、
ネオマフォームは、長期性能試験を実施。

■経過期間(年)における平均熱伝導率の推定結果(厚さ50mmの製品の場合)

「穴や割れが少ない独立気泡の実現」が長期性能維持に寄与しています。

耐燃焼性能

フェノール樹脂は熱硬化性で、熱に強く燃えにくい。
炎を当てても炭化するだけで、燃え上がることはありません。

もっとコーチパネルを
知るための動画集