クロスカット工程
真壁パネルの枠になる材料を切断。
コンピューター管理のため正確な寸法で出てきます。
耐震性・耐久性に優れた
「コーチパネル」
災害時も、日常も、
常に安心・快適に暮らせる家づくり
命を守るだけでなく、
生活再建のためにも住む場所の
確保は欠かせません。
被害が出た地震は、熊本地震以降だけでも大阪府北部地震、北海道胆振東部地震、福島県沖と続きました。人的被害が出る地震はいつどこで起きても不思議ではありません。日本で暮らす以上 地震は避けて通れません。地震に強い家づくりを真剣に考えていく必要があります。
繰り返し来る地震に見舞われた地域の木造建築を2年経過した段階で調査した結果の資料です。
新耐震基準後の木造住宅にもかかわらず、地震被害時には、一部損壊に該当する水準の『軽微』だった住宅の29%、『小破』だった住宅の54%が、2年間の間に発生した余震の影響で家が弱くなり、結果として残存していません。繰り返す余震に強いことが、これからの家づくりに求められています。
新型コロナウイルス感染拡大の影響によって、災害による避難生活が困難であることがわかり、「在宅避難」の重要性を認識することになりました。地震対策の基本は自宅の耐震化です。
建築基準法による建物の耐震基準はあくまで最低基準であり、その目標は「震度6強程度の地震でも倒壊して直接死を出さない」程度に過ぎないことに注意が必要です。
従来の工法である筋交い工法や大壁直張り工法から木造住宅の最先端の工法である「コーチパネル工法」にすることで強い地震・繰り返し襲ってくる地震に対して在宅避難が可能な家づくりを実現することができます。
おうち時間という言葉が当たり前に使われるようになり、おうち時間を有意義に活用したいと考えている方も多いのではないでしょうか。おうち時間を充実させるには自分たちの好きな空間づくりをするのが近道かと思います。しかし、忘れてはいけないのは『地震に強い家づくり』という事です。自分たちの思い描いた空間づくりができたとしても、『地震に強い家づくり』を忘れてしまっていては元も子もありません。『地震に強い家づくり』は『快適な空間作り』でもあるのです。
柱と柱の間に斜めの補強材を入れ、地震などによる横揺れを小さくする。
外側から面材を柱に貼り付け、家の横揺れを面で支える。
柱と柱の間にコーチパネルをはめ込み、地震力を分散させてパネル全体で受け止める。
耐震等級3という言葉をよく耳にすると思います。しかし耐震等級3という言葉だけで耐震性能を理解することは難しいです。コーチパネルは耐震性能を見える化。これから家を建てる方にとって、自分たちの家が どのような構造で どのような耐震性能を持っているのかを知ることは非常に重要なことです。
柱間に納まっているのがコーチパネルで、外周部にぐるっとまわっています。パネル一枚一枚に高い耐震性能が備わっており、基礎や土台、柱や梁と共に家を支えます。
◆上棟日当日に外周壁を施工する事が可能の為、建物内部を雨・風にさらされることを極力避けることが出来ます。
◆玄関ドア・サッシの取り付けを早い段階で行う事が出来るので、防犯面での安心も得られます。
◆コーチパネルは完成した状態で現場に納品するため、現場での加工作業がほとんどないので、ゴミの削減につながります。
耐力壁の強さを表す壁倍率に大差はありませんが、実際の強さには大きな差があります。
数字が満たされているからといって 安心はできません。根拠が必要です。
真壁パネルの枠になる材料を切断。
コンピューター管理のため正確な寸法で出てきます。
真壁パネルの枠を組んで固定しています。
角はきっちり直角です。
断熱材をはめ込んだ枠材と構造面材と呼ばれる材料を固定していきます。
これもすべて機械による作業です。
耐震性能を更に高めるのは徹底した品質管理
人の手でつくると、どうしても生まれてしまう わずかな誤差。これが耐震性能を下げる原因になります。最新の設備を導入した自社工場で生産することで、個体差の無い設計通りの強さを持った、高精度で高品質の耐震パネルを作り出すことが出来ます。
コーチパネルはパネル製造過程で
断熱材を充填します。
家の断熱性能を左右する要因の一つとして気密性があります。どれだけ断熱性能を高くしても、隙間から空気が流入・流出してしまっては意味がありません。
高いレベルで高気密を実現するには様々な作業と監理が必要となるため、大工さんをはじめ現場で作業する様々な分野の職人さん、そして現場監督の深い知識と技術・経験が必要になります。
構造体と断熱材の組み合わせによって、その家の断熱性能は大きく変わってきます。左の写真は筋交い工法にグラスウールを施工した現場写真です。構造体と断熱材の性質上、隙間なくきっちりと断熱施工するには限界があります。
効果的な断熱施工を行うためには、窓と断熱材が本来持つ性能を十分に活かす施工が必要不可欠。
そのためには構造体がしっかりと支え続けなければいけません。
コーチパネル工法では窓を支えるのもコーチパネル。どんなに小さなパネルも機械でつくる工業製品。その一枚一枚が高い耐震性能を持つため、地震が来ても窓を支える枠材となる部分にも変形はありません。
長期間 性能を維持することが出来ます。
暑い・寒い・結露 などの住まいの不満を解消するカギ
トップクラスの断熱性能を持つネオマフォームは薄くても高いレベルの断熱性を発揮します。
高いガスバリア性と独立気泡で断熱性を長期間維持します。
素材は熱に強く燃えにくいフェノール樹脂。
火に当たると炭化し、燃焼時の発生ガスも少ない。
ノンフロン発泡
数値が小さいほど、断熱性能が高いことを示す熱伝導率。
ネオマフォームはトップレベルの0.020W/(m・k)で圧倒的な断熱性能
断熱材はこれからずっと暮らしていく家の大切な構成要素。
高性能で安心できる断熱材を選ぶことが大切です。
住宅・建物の高断熱化、長寿命化を促す社会背景にこたえるべく、
ネオマフォームは、長期性能試験を実施。
「穴や割れが少ない独立気泡の実現」が長期性能維持に寄与しています。
フェノール樹脂は熱硬化性で、熱に強く燃えにくい。
炎を当てても炭化するだけで、燃え上がることはありません。